下肢静脈瘤とは

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下肢静脈瘤は、4つに分類されます。
遺伝によるもの、加齢、妊娠や出産、立ち仕事を長く続けている方に発症頻度が高い。 とくに女性に多い病気です。

伏在静脈瘤

足の付け根から太もも、ひざの裏に多く見られる伏在静脈と呼ばれる太い血管がボコボコと蛇行したように浮き出た状態のもの。

伏在静脈瘤

側枝静脈瘤

太もも、すねやふくらはぎに多く見られる伏在静脈瘤よりやや細い血管が浮き出た状態のもの。

側枝静脈瘤

網目状静脈瘤

読んで字のごとく細い血管が網目状になった状態のもの。経2〜3ミリ。

伏在静脈瘤

クモの巣状静脈瘤

これも読んで字のごとく細い血管がクモの巣状になった状態のもの。経1ミリ以下。

伏在静脈瘤

下肢静脈瘤発生のメカニズム

異常な静脈弁
異常な静脈弁
正常な静脈弁
正常な静脈弁

足の静脈血管内には、重力に逆らって血液を運ぶために必要な機能をはたす静脈弁と呼ばれる血液の逆流を防止する弁があります。

加齢、妊娠や出産、立ち仕事を長く続けるなどの影響から静脈弁は壊れてしまうことがあり、その弁が壊れてしまうと血液の逆流が起こり正常に血液を運ぶことができなくなります。

血液が正常に運ばれないとその血液は血管内に溜まり、血管は徐々に拡張され、その結果として静脈瘤となってしまいます。

足の静脈

もう少し足の静脈について詳しく説明します。

足の静脈には、足の筋肉内にある深部静脈と、筋肉と皮膚の間にある表在静脈に大別されます。
表在静脈は、皮下の血液を深部静脈に運び、深部静脈は血液を心臓に返す役割をはたしています。

それら静脈には静脈弁が多数存在し、深部の血液が表在静脈に逆流しないようになっているのですが、さまざまな要因で表在静脈の静脈弁が壊れ、血液の逆流により下肢静脈瘤が発症するのです。

症状

下肢静脈瘤の症状

よくみられる下肢静脈瘤の症状です。

外見上の問題

見た目に正常な血管ではない状態と一見してわかるため心配になる
見た目にとても気になる 女性の場合、スカートがはけない
人前で足を見せることができない

自覚症状

足がだるい 足が重く感じる 疲れやすい 足がむくむ 痛みがある
歩行時や就寝時に足がつる かゆみがある

進行した静脈瘤

皮膚炎をおこす 湿疹がでる 色素沈着が見られる 潰瘍になる

下肢静脈瘤の従来の治療法

硬化療法

静脈血管内に硬化剤と呼ばれる薬剤を注入して血管を閉塞させ、静脈瘤を消失させる方法。

手術のような傷は残らず、体の負担も少ない方法ですが、クモの巣状静脈瘤など比較的細い静脈瘤に対して有効な治療法です。

ただし再発率が高く、色素沈着やしこりが残る場合があります。

硬化療法
ストリッピング手術

ストリッピング手術

伏在静脈瘤と呼ばれる太い血管の治療の標準的な治療方法。

血管内にワイヤーを通して静脈瘤血管を引き抜いてしまう手術です。多くは半身麻酔または全身麻酔で行われ、傷も多く残り入院が必要になります。

手術後の痛みは強く、皮下出血、神経障害など後遺症を伴うことがあります。

高位結さつ術

弁不全のある静脈と深部の静脈の合流する部位を糸で縛って血液を流れなくするようにし、血液の逆流をくい止めるという手術方法。

局所麻酔を使用して行われ、傷もストリッピング手術に比べ小さいものですが、入院が必要な場合があります。
高位結さつ術だけでは再発率が高いため、多くは硬化療法と併用されています。

ストリッピング手術

圧迫療法(保存療法)

伸縮性の強い医療用の弾性ストッキングを履くことで拡張した血管を圧迫して下肢に血液が溜まることを防ぐ方法。圧迫療法や保存療法と呼ばれています。

弾性ストッキングで足を圧迫することで静脈内の余分な血液は減り、深部静脈への流れは促進され、下肢全体の血液循環が改善され、だるさや足がつるなどの症状は緩和されます。

ただし下肢静脈瘤の進行防止、現状維持が目的となり、この方法で下肢静脈瘤そのものが治るわけではありません。
手術ができない状態(妊娠中、仕事都合)のときや手術後早期にこの方法をとります。

下肢静脈瘤の最新レーザー治療

最新型レーザー治療は大きく2種の治療方法があります。
ひとつは血管内治療と呼ばれる血管内からレーザーを照射するもの、もうひとつは皮膚表面からレーザーを照射するものがあります。
当院は国内で唯一、その両方の治療を施すことができる医療施設です。

血管内治療
血管内治療

血管内治療は、静脈弁が壊れた血管内にレーザーファイバーを通し、血管内からレーザーを照射することで血管を閉塞させてしまう治療方法です。太い血管の伏在静脈瘤や側枝静脈瘤に有効です。

状態にもよりますが基本的に体に傷をつけない手術方法となり体に負担の少ない日帰り手術です。手術自体平均30〜40分で終了します。 再発はほとんどありません。

手術の様子を撮影した映像がありますのでご覧ください。
レーザー治療ビデオへ

血管内治療
皮膚表面からレーザー照射

もうひとつの皮膚表面からレーザーを照射し、皮膚下にある静脈瘤を収縮させてしまう治療方法です(このレーザーは皮膚表面からレーザー照射をしますが、静脈血管以外の組織には反応しませんのでご安心ください。)。細い血管の網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤に有効です。

これまで網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤に有効なレーザー治療はありませんでした。状態にもよりますが硬化療法をもちいて治療をするか、圧迫療法で自覚症状である足のだるさやむくみを軽減する方法を選択してきました。

この治療は体にはまったく傷をつけません。もちろん日帰り手術です。
特集ページがありますのでご覧ください。

最新のレーザー治療法について詳しく

レーザー手術は治療時間が短く、体に負担が少ない、手術当日に歩いてお帰りいただける(※)治療方法となります。
また、再発率がほとんどないことも大きな特徴といえます。
※当院ではホスピタリティ向上のためお車でのご帰宅サービスを実施しています

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治療プロセス

診察  患者支援室  治療  患者支援室
ドクターによる診察をします。症状をお伺いし、超音波による血管の状態を確認します。
確認中〜後、診察の結果、手術の必要性の有無等をご説明させていただきます。
ご質問等ございましたらお気軽にお申し出ください。
手術が必要な場合、手術に関する説明を患者支援室にて行います。
手術をするか迷われている方、ドクターには聞きづらい質問等がある方などこちらでご相談ください。
手術当日は、準備から手術まで3時間程度で終わります。(当日お帰りいただけます。)
手術にかかる時間は約40分です。
手術終了後の生活指導、弾性ストッキングの履き方指導、ご質問等お受けします。
また、お帰りは当院の用意する専用車でご自宅までお送り致します。

下肢静脈瘤・毛細血管拡張症・静脈疾患レーザー治療専門
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