下肢静脈瘤治療体験談

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体験談2
信頼できるドクターや看護師さんに出会えて幸せでした
A・Fさん(女性・65歳)

かなり前の話ですが、ゴルフ場で左足首にボールが当たり、3針縫うケガをしたことがありました。
すっかり治って傷のことも忘れていたのですが、最近、自転車で転んだ時に足を打ち、古い傷がパックリと開いてしまいました。

今度はその傷がなかなか治らないのです。
皮膚が炎症を起こして痛みも激しく、近所の外科医院で抗生物質やステロイドの塗り薬をもらってつけていたのですが、いつまでもグシュグシュした状態が続き、いったいどうしたのだろうかと憂鬱な気分で過ごしていました。

そのうちに医者から、
「大学病院の血管外科を紹介しますから、診てもらってはどうでしょう。
おそらく傷が治りにくいのは足の血管の静脈瘤が原因ではないかと思います」
という診断でした。

と言われ、びっくりしてしまいました。
大学病院は重い病気の人が行くところだと思っていたうえ、「下肢静脈瘤」という病名や「血管外科」という言葉も初めて聞いたからです。急に不安になってきました。
しかも大学病院の血管外科は受診の順番待ちの人が多く、診察が受けられるのは半年くらい先になるだろうということです。

家に帰り、家族に話したところ、すぐにインターネットで「下肢静脈瘤」について調べてくれました。確かに下肢静脈瘤の専門は「血管外科」と書いてあります。
ネットで検索するうちに「東京血管外科クリニック」が出てきました。下肢静脈瘤を短時間で治す血管内レーザー治療をしているとのことです。

さっそく電話をしてみることにしました。電話の向こうで相談に応じてくださった女性の方がとてもていねいに説明してくださいました。
私がいろいろ質問しても、一つひとつ親切に答えていただいたのに感激し、このクリニックならきちんとした治療をしてもらえると確信したのです。

私は自営の飲食店をしているので、若い時から一日中、立ち仕事をしてきました。
子どもも3人出産し、一番下の子が10歳くらいになった頃から両足の血管が目立つようになりましたが、立ち仕事の人には多い症状と聞いていたので、あまり気にも止めていませんでした。

夕方になると足がむくみ、だるくなるのも立ち仕事だから仕方がないと自分に言い聞かせました。
夜、足がつって目がさめることもたびたびでしたが、それも足が疲れているためと諦めていました。

「東京血管外科クリニック」は大学病院とは違い、すぐに受診予約をとることができました。
超音波検査で足の状態を詳しく調べてくれたドクターの説明も大変わかりやすく、信頼することができたので、最新の血管内クールタッチレーザー治療を受けることに決めました。

両足とも静脈瘤があったため、まず2007年7月に左足、3ヵ月後の10月に右足の治療を受けました。
局所麻酔ですから治療中も周囲のようすがよくわかり、看護師さんがいろいろ声をかけてくださったので不安を感じずにすみました。

本当に思った以上にラクな治療法でした。
店のお客さんから、下肢静脈瘤の手術を受けた後は痛みが激しく、高い熱が出たという話も聞いていましたが、私は痛みもほとんどありませんでした。
治療後、杖をついて足をひきずるようにして歩いていた方もいましたが、私はその日からふつう通りに歩いていました。

私は本当によい治療に出会えてよかった。運がよかったと思っています。
治療費は健康保険がききませんでしたが、長年がんばってきた自分へのごほうびと考えれば、少しもゼイタクをしたとは思っていません。
医学はどんどん進歩していて、いろいろなよい治療法が開発されている。最先端の治療法を自分で選択したのだと、とても満足しています。

治療後はいいことがたくさんありました。
夜、足がつることもまったくなくなったのです。足がつる原因も静脈瘤だったのですね。
あれほど治らなかった足首の傷もきれいにふさがりました。静脈瘤がこんなにいろいろな症状の原因になるとはまったく認識していなかったので本当に驚いています。

今は予防のためにハイソックスタイプの弾性ストッキングを毎日はいていますが、足を適度に圧迫してくれるので、一日中立っていても足のむくみやだるさもありません。
体調も以前よりずっとよくなったようで、これからもうひとがんばりできそうです。

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