ハンドベイン(手の血管拡張症)
「手をハンドデザインする」
「手の甲に血管が見た目にはっきりと浮き出て目立つようになります。」「生まれつき太い血管が気になる」
2006年より、当クリニックでは日本で初めてのハンドベイン(手の静脈が目だつ)アームベイン(腕)の治療を開始しました。
次世代へ向け「これまでと全く違う・患者さまの身体にやさしい治療を行っています」患者さまの要望に沿った あなたのためのオーダーメイドの治療計画が可能です。(片手だけを希望など)
入院はいりません。翌日からシャワーOK 「今回の治療法の導入で、手の圧迫期間や痛み・腫れも大幅に短縮されました」詳しくはメールにてご相談願います。
<日経ヘルス>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO98159720Y6A300C1000000/
治療のはじまり
手の甲の青い血管が目立たなくなる!ハンドベイン治療の先駆者として
2006年、日本初の手の甲に対する静脈レーザー治療を実現
ハンドベイン治療は、手の甲の拡張した血管・青い血管を目立たなくする治療法です。当院は、2005年からニューヨークのサディック医師、サンディエゴのゴールドマン医師、そして機器メーカーと協力し、日本初の治療準備に取り組みました。
日本初の治療を支えた医師たち
外科の横山医師、形成外科の簡野医師・石丸医師が研修を受け、2006年にジョンポプキンス大学のワイス助教授や、下肢静脈瘤治療の世界的権威であるキングスリー医師を当院へ招き、日本初のプロジェクトを実施しました。
低侵襲で副作用も少ない治療
ハンドベイン治療は、従来の手術と比べて低侵襲で、副作用も少ないのが特徴です。手の若返り効果も期待できます。
形成外科専門医による丁寧な治療
日本では、血管外科医は手の甲の血管を温存することを優先するため、ハンドベイン治療は行われていませんでした。当院では再建や傷あと修正などを得意とする、日本医科大学と連携し、形成外科専門医・手の外科医が治療を担当しています。ハンドベイン治療は形成外科領域の治療であって、血管外科医や整形外科が専門ではありません。一部皮膚科外科医が行っている施設もあります。
脂肪注入による治療との違い
近年、高齢者に対して皮膚に脂肪を注入する方法もありますが、注入された脂肪の持続期間は不明で、5年以内に再手術が必要となる可能性もあります。また、脂肪採取のためには大掛かりな手術が必要で、患者様の負担も大きくなります。
当院は、長年の経験と実績に基づいた、安全で確実なハンドベイン治療を提供します。手の甲の青い血管でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
無料カウンセリング受付中
翌日からシャワーOK お仕事も可能です。
治療の特徴とよくある質問
ここではハンドベインについてのよくあるご質問を掲載しています。
- 血管を塞いでも大丈夫なのでしょうか?
- 治療を施す血管は静脈です。静脈血管はネットワークが多いため、目に見える血管の一部を塞いでも、残った静脈血管のネットワークを経由して血流が保たれるので心配はありません。
- 再発はするのでしょうか?
- 治療した静脈血管以外が目立ってくる場合があります。理由のひとつに加齢による皮膚や血管の変化があります。レーザーで処理した血管は時間をかけて、組織へ吸収され消えていくので、再発はありません。
- 目立つ血管は全部レーザー治療ができるのでしょうか?
- 血管内レーザー治療は、膨らみがあり太く伸びている静脈血管が対象です。細く膨らみのない血管に対しては硬化療法などの他の治療を併用する場合があります。
- レーザー治療された血管はどうなるのでしょうか?
- レーザーを照射した血管は徐々に縮小し、最終的に結合組織となり体内に残ります。血管の膨らみが目立たなくなるまで1~3ヶ月程度かかります。
- 治療することでのデメリットを教えてください。
- 治療後1週間程度、内出血や腫れがあります。これは治療のための一時的な症状で状態は徐々に改善されます。当院では身体にやさしい最新型のマイクロパルスレーザー(従来の4分の1の太さで3ミリ以下の血管であってものアプローチが可能)を導入した結果、術後の圧迫の期間の短縮・腫れの期間がとても短縮され、効果も格段に向上しました。術後の圧迫は1週間から24時間へと大幅に短縮されています。
かかる費用(自費診療)
ハンドベイン(手の甲の血管)治療のご案内(令和7年5月より)
レーザー治療 × 硬化療法比較
1. レーザー治療+硬化療法(ゴールドプラン)
- 対象:レーザーは直径 3mm 以上の太い血管 6センチまで 蛇行していない血管+硬化療法は3ミリ以下の細い血管が対象
- 治療本数:片手 2 本まで/両手合計 4 本まで
- 費用:380,000円(税別)/両手
従来方法の約半額でご提供 - メリット
- 1 回の治療で完結するケースが大半
- 傷跡が最小限、痛みや腫れダウンタイムも短め
- 血管を正確に狙えるため再発リスクが低い
2. 硬化療法(エコノミープラン)
- 費用:280,000円(税別)/両手
- 特徴:薬剤を注入し血管を徐々に閉塞
- デメリット
- 完全閉塞まで時間がかかり 複数回の通院 が必須
- 「再発」「色素沈着」のリスクが比較的高い
- 安心サポート
- 万一短期間に再開通・新たな血管が生じた場合は
治療後 1 年以内の追加治療を追加料金なし で実施
- 万一短期間に再開通・新たな血管が生じた場合は
3 つの安心ポイント
- 費用の透明性
表示価格以外の追加費用はありません。 - 治療選択の自由
レーザー・硬化療法それぞれの適応を診察時に判定し、最適なプランをご提案します。 - 術後フォロー
専門医が経過を丁寧にチェックし、必要に応じてフォローアップを実施。
まずはカウンセリングへ
治療適応・本数・費用の詳細は、医師による カウンセリング でお気軽にご相談ください。
LINE・WEBフォームからご予約可能です。
※定額プラン表示価格は消費税別の価格です。別途消費税がかかります
ハンドベインの治療は医療保険の適応ではありません。
修正を希望される血管の本数やご希望の治療の内容によって費用は変動いたします。当院のスタッフがご希望に沿った形での治療コストを計算いたします。クレジットカードによる分割払いも利用できますのでお気軽にご相談ください。
3.オーダーメイド プレミアムプラン
レーザー治療費用の目安 基本料金22万円 血管1本4万4,000円~(2025年5月より)
マイクロパルスレーザー治療はすべての治療可能な血管をレーザーのみで処置します。(マイクロパルスレーザーを導入しているのは、日本では当院のみ)
当院が行うエコーガイド下レーザー(血管内エンドレーザー治療)とは超音波エコーで血管内部の焼け具合を常時確認、正常組織へのダメージをコントロールし、血管周囲にヤケドを作らないようにしながら、慎重に確実性の高い治療を行っています。レーザー機器比較をご確認ください。
エコーガイド下レーザー(血管内エンドレーザー)とは
当院では 超音波エコーでレーザー照射中の血管壁の変化と炭化(焼け具合)をリアルタイム監視 しながら手術が行われます。
①必要最小限の熱エネルギー を血管内に集中 (マイクロパルスレーザー採用)
②正常組織や皮下神経への熱拡散を最小化
③血管周囲でのヤケド(皮下硬結や色素沈着)の術後のリスクを抑制
これにより 確実で安全性の高い閉塞 を達成します。術中は局所麻酔+超音波ガイド下でファイバー位置を常に確認するため、術後の痛み・ダウンタイムも軽減されます。
エコノミープラン(プチ整形)― 注射だけで行う硬化療法
美容皮膚科やビューティクリニックで “プチ整形” として提供されている 費用を抑えた手軽な施術 は、ほとんどが 注射のみで血管を閉塞させる硬化療法 です。外科的な切開やレーザー照射を伴わないため “手術” には該当せず、ダウンタイムが短い点が特徴です。
当院ならではの “定額サポート
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万が一の 再開通や新たな血管発生 も、1 年間追加料金なし で再治療 (定額プラン2のみ)
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ご希望と血管状態に合わせ、レーザー治療との組み合わせプラン も選択可能(定額プラン1)
ダウンタイムとアフターフォロー
レーザー機器比較(副作用リスクを軽減したい方向けマイクロパルスレーザー)
ハンドベイン治療のパイオニアとして、進化し続ける使命 治療の限界をレーザー機器(機械)のせいにしない
「当院では、日本人の細い血管にも対応できるよう、産学連携によって最適な治療機器の開発を行い、技術の発展に寄与し続けてきました。 従来の足の血管専用レーザー機器では、3ミリ以下の細い血管、例えば髪の毛ほどの細い血管への治療に限界がありました。他の治療法への切り替えや、治療自体が難しいケースも少なくありませんでした。 この課題を克服するため、当院は日本初の新型マイクロパルスレーザーを導入しました。可変式のパルス発振方式を採用することで、273ミクロン(0.273ミリメートル)の極細ファーバーを使うことで、1ミリ以下の細い血管も治療可能となり、ハンドベイン治療用の専用レーザー機器がついに完成しました。これにより、これまで治療が難しかった患者様にも、最適な治療を提供することが可能となりました。 この新型マイクロパルスレーザーは、超音波でターゲットとなる血管のみをモニターしながら慎重に焼灼する方式を採用しています。微細な治療法による高度な安全性と確実性は、ガン治療や脳腫瘍治療と同等です。 当院の治療方針は常に「治療の限界を機械のせいにしない」です。進歩し続ける新たな機械を導入することで、常に問題をクリアし、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。」
価格競争には参加しません。
大学病院と連携して医学会で報告。安全確実な治療法を確立しました。
合併症(リスク)
内出血、一時的なシコリなどが起こる可能性がございます。腫れ。稀に一時的な神経障害が起こります
※治療後の経過表も合わせてご覧ください。
当院では実際に治療を受けられた方の経過などの写真等を使い、お納得いただいた方のみに治療をお受けいただいております。
当院はハンドベイン治療のパイオニアとして10年以上の実績があり、症例数は1500例を超えました。
5年前には日本医大から久保医師、3年前からがん研究所有明病院で乳房再生を専門としていた「形成外科専門医の今井智浩医師が当院へ赴任し、ハンドベイン治療の症例数が飛躍的に増えました」2018年
<2007年~> 形成外科医師陣
- 久保院長2014年~2016年
- 今井院長2016年~
- 簡野理事長2007年~
仕上がりのキレイな手術、修復のエキスパート形成外科専門医による治療
手術で使用する糸や針、一つ一つにこだわることで術後のダウンタイムを軽減させることを目指しています。
極細のレーザーファイバーは約0.3ミリ、蛇行した血管にも対応可能です。(髪の毛ほどの細さです)
形成外科専門医は、一般の外科医とは異なり、微細な手術技術(マイクロサージャリー)に精通した医師です。特に、外科治療後の修正や再建などの術後対応に優れ、トラブルへの対処を専門としています。ハンドベイン治療の分野では、丁寧な手術と術後の痛みを最小限に抑える治療を実践できる、数少ないスペシャリストの一人です。
術後の圧迫は?24時間だけ
美容医療について
当院のハンドベイン治療は形成外科専門医が行う修正治療ですが、美容を目的とする「美容医療」です。
保険が適応されないのはもちろんのこと、「医療機関で美容医療を受ける際のチェックポイント」を必ず確認の上、受診ねがいます。
政府広報のホームページからも確認いただけます。http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000156474.pdf
医療トラブルにあわないためにも、治療のメリット・デメリットを確認してから治療をお受けください。「ハンドベイン治療には神経障害や火傷のリスクが伴います。ダウンタイムはとても短いと宣伝している治療は一般的に効果が低く、追加での治療が必要となる場合があることをご確認ください」