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2018.01.30 当院の医療ツーリズム・最先端治療が新聞に掲載されました。お問合せは事務局まで TEL 03-3556-4103  お知らせ 2月3日~6日まで海外「オーストラリア国際学会出席」講演のために休診します。

■医療ツーリズムで外国人へ提供 東京血管外科クリニック、先進医療申請へ

足の血管が浮き上がる下肢静脈瘤(りゅう)の治療で、医療用接着剤を患部の血管に注入して血管をふさぐ「スーパーグルー療法」と呼ばれる治療方法が医療ツーリズムの一環で外国人患者にも提供が開始された。さらなる普及を目指し、先進医療の指定に向け、医療機関が中心となって申請手続きに入る見通しとなった。

◆中国代表選手も

手術に決まりごとの麻酔が原則不要で、体への負担の軽減が期待される同療法を日本はもとより、アジアで初めて導入したのは下肢静脈瘤の治療で多くの実績を積んできた東京血管外科クリニック(東京都文京区)だ。同療法についてインターネットなどで知ったアジアの患者から問い合わせが増えたことを受けて、中国語や英語に堪能な医師を採用し、外国人患者への治療も開始。下肢静脈瘤の悩みを抱えていた中国サッカー男子代表の有力選手も昨年秋の来日時に同クリニックで治療を受けた。

「回復が早く最新の治療法を受けたいとの望みは外国の患者さんからも多数寄せられている。アジアの拠点として治療を提供していきたい」と今井智浩院長は意気込みを語る。

タイや韓国などの医療機関では高級な施設を整え、医療ツーリズムを確立しているが、日本は出遅れている。同クリニックでは「旅行代理店と連携し、各国の患者に訴えかけ、日本の医療ツーリズム拡大に寄与したい」(今井院長)との考えも抱く。

◆パラダイムシフト

国内の潜在的患者が1千万人ともいわれる下肢静脈瘤の治療法は患部の血管を引き抜くストリッピング手術や患部の血管を焼いて治療するレーザー治療などがあるが、これらの治療方法は患者の要望に必ずしも応えられていなかった。その中で欧米から日本に導入されたのがスーパーグルー療法だ。「手術時間は10~20分程度で日帰りでき、即日、仕事に復帰でき、さらに渡航可能」(今井院長)という特徴がある。まさに治療法にパラダイムシフトが起きたといえるだろう。

東京血管外科クリニックのほか、江戸川病院(東京都江戸川区)の下肢静脈瘤センター長を務める榊原直樹医師は「患部が浅い部分にあるなどの理由で血管内治療が適用されなかった患者さんにはこの療法が適しているだろう」と話す。

ただ、最新のスーパーグルー療法にも欠点がないわけではない。欧米ではレーザー治療の次の治療方法として普及し始めているが、日本では自由診療の扱いとなっていることだ。費用負担を減らすためにも、同クリニックと江戸川病院は共同で、先進医療の指定の申請を近く行う予定だ。厚生労働大臣から先進医療の承認を受ければ、診察代などに公的医療保険が適用される。また、民間の医療保険の対象となれば、治療費がカバーされることになり、今後の展開に注目が集まっている。

 

http://www.sankei.com/life/news/180130/lif1801300004-n1.html